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2008年10月

2008年10月30日 (木)

へんてこりんなかぼちゃ

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*ミネアポリスのダウンタウンで毎週木曜日に開催されている朝市で。
 1つ75c、3つで$2。安い!


明日は、言わずと知れたハローウィーン。
コスプレ好き?なアメリカ人にとっては一大イベントで、
二週間前の週末から盛り上がっていて、
バスにもゾンビみたいなメイクをした人がそのまま乗ってくる。
子供たちはホンモノのケガだと思ってビクビクしていた。


2


スーパーには子供に配るハローウィーン用のお菓子がパッケージ化されていて、
その傍には変装グッズも置いてあり、ハローウィーン前はオレンジ一色。
夫も仕事だったし、ウチのアパートには子供もやってこなかったけれど、
来るかも来るかも…と思ってお菓子を用意して待っていた知人宅には、
結局ひとりも来ず、全部自分たちで食べるはめになったらしい。


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*ダウンタウンの朝市の様子。


一方で、毎年誤って起こる銃による射殺事件。
誰が銃を持っていても、いつ銃口を向けられてもおかしくないという、
アメリカ銃社会の恐ろしさを身にしみて感じる。
護身用のつもりが一歩違えると犯罪になってしまう、その差は紙一重。
銃規制について、どんな対応を施せば現状が変わるのだろうか。


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2008年10月29日 (水)

ボランティア

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今日はひとりで行く初めてのボランティア。
実はボランティアとしての経験は二度目。
10月頭に夫の研修先 THE CHILDREN'S THEATER で、
Fundraising Party(資金集めのためのパーティ)が開かれた日に
お手伝いに行った。ちなみに、その日は街中からセレブリティが
招かれ、長〜いリムジンや高級車が横付けし、着飾ったお客様が
次々と降りてくる。ひとり$200のディナーにお芝居が見られるほか、
オークションなども開かれる。劇場全体がパーティ会場となるため、
稽古場やロビーがバンケットルームに早変わり。
デコレーションは、小道具さん、大道具さん、衣装さんがいるので
お手の物。私たちはその会場づくりを手伝った。
一晩で数十万ドルを集めなくてはならないとかで、スタッフは
前日も翌日も通常公演を抱えながら、一晩のために尽力する。
たくさんの人々の地道な努力と参加してくれるお客様のおかげで、
地域レベルで育まれる質の高い芸術が、子供に与えられるわけだ。


話はそれたが、今日のボランティアは、
水質保全、自然や遺産の保護、文化醸成のための予算をつくる
政策を呼びかける団体“ VOTE YES ✔ ”のフライヤー配り。
きっかけは、ボランティアに登録している
WALKER ART CENTER の紹介だった。
州が自然保護やアートやカルチャーにかけられる予算は、
優先順位が高いとされる他の物事にどんどん使われて、
予算が年々減っていっているのだという。
このまま行くと、25年後気づいた時には、湖や河の水は汚れ、
美しい公園も手つかずになり、文化も今の質を保たれない…。
次世代へいまの美しいミネソタの遺産を残そうという活動だ。
私たちも縁があって住むことになったミネソタだし、
何か少しでも力になれればと思い、参加することにした。


具体的には、一般家庭の消費活動を例にした場合、
現状のSales Tax(消費税)に一日あたり15セント弱、
一週間で$1負担するだけで、年間$300万ドルの予算ができて、
予め決められた割合にのっとって、上記の目的に振り分ける。
それをどのように決めるのかというと、
2008年11月4日に全米で行なわれる大統領選挙の日、
有権者に渡される投票用紙の最後に設けられた欄の「YES」に
チェックを入れるだけ。ちなみに、空欄で出してしまうと、
「NO」にカウントされるらしく、そのリマインドのために
リーフレットを配るというわけだ。
街には、いたるところにサインが掲示されている。


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*WALKER ART CENTER の前。肝心のサインがすごく小さいけどこんな感じ。

今日の会場は、ミネソタ大学 のキャンパス。
ミネソタ大学は、その敷地だけでひとつの街が成り立つほど、
ほんっとーに大きい。野球場、建設中のアメフトスタジアムを含む、
ピンク部分のすべてがミネソタ大学の敷地だ。
近代的なミネアポリスと旧市街のセントポールは、
“TWIN CITIES”と呼ばれているが、
ミネソタ大学はミシシッピ河にまたがるミネアポリスエリアと
セントポールエリアに別れる。
今日はミネアポリスのモールエリア周辺で配布した。
参考までにどれだけ広いか地図を載せておく。


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*ミネアポリスの校舎群。

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*セントポールの校舎群。


ものすごい早口英語で主旨を説明するのだけど、
思わず舌を噛みそうになりながらも、なんとかノルマを完遂!
なんだか、すがすがしい達成感。
今日配った人の何人かでも「YES」に投票してくれるといいのだけど。

━━━

とにもかくにも、
記念すべき大統領選挙が行なわれる年にアメリカにいるわけだし、
次回のボランティアは大統領選挙の投票会場なので、
いい機会だから、少し大統領選挙について勉強することにした。


ミネソタは、アメリカ国内でも屈指の投票率が高い州らしい。
よく、スーパーテューズデーなどと言われるように、
選挙は必ず火曜日に行なわれる。なぜほとんどの人が休日になる
日曜日にしないのか聞いてみると、その理由は昔々に遡る。
アメリカでは開拓時代から選挙が行われていたが、
キリスト教徒にとって日曜日は安息日のため、家族と共に過ごした。
国土の広いアメリカでは、月曜日を投票日とすると、
投票所から遠くに住む人は、前日の日曜日一日をかけて、
馬車などで来なければならず、安息日にならない。
よって、月曜日を移動日にあてて、火曜日を投票日にしたそう。
これはまさに、伝統行事なのだ。


アメリカ人にとって、大統領選挙はとても大きな出来事。
カフェのお客さんやショップの店員も、選挙の話題で持ちきりだし、
自宅の窓にも指示する候補の看板を出したり、
職場のデスクにポスターを貼ったりしている。
これぞ、United States of America。
国々(州)が集まって一つの国家ができあがったわけで、
大統領選挙もきちんと自分ごとなのだ。


有権者は、18歳以上のアメリカ生まれでアメリカ国籍をもち、
かつ、選挙人登録を行なっていることが条件。
アメリカの議員の99%は二大政党に属すると言われ、
現ブッシュ大統領、マッケイン候補が属する共和党と、
当選すればアメリカ史上初の有色人種からの大統領となる
オバマ候補が属す民主党。
一概には言えないだろうけれど、一般的には、
都会では民主党支持者、地方に行くほど共和党支持者が多いそうだ。


恥ずかしながら、私は知らなかったのだけれど、
11月4日に有権者が投票するのは大統領だけではない。
そのほかに、連邦政府を担う上院議員と下院議員のほかに、
大統領選挙の鍵となる選挙人、そして、州知事も。
そんな大切な日だなんて、なんだかドキドキしてきた。


上院議員は国に属し、各州一様に定員は2名、任期は6年。
議席の3分の1ずつ任期をずらしてあり、2年に1回改選する。
これに対し、下院議員は州の代表者という位置づけで、
2年任期の435議席が総入れ替え。
こちらは各州の人口に基づき、各州の人員が決められる。
それから、大統領選挙に必要不可欠な選挙人と呼ばれる人々。
こちらは、上院議員2名と下院議員の人数を足したものと同数議席。
ミネソタ州の場合、上院議員2名に下院議員8名で合計10名の
選挙人を選び、そのひと月後には彼らが大統領選の決定打となる。
そのほか、州知事を始めとする州に従事する大切なポストなど…と、
アメリカ発の株価下落もあって、大統領選挙だけに世界の注目が
集まりがちだが、連邦議員選挙も同じように、とても重要なのだ。
日本の首相選、私のような一般市民にはどこか他人事というか、
自分ひとりにはどうにもならない力で決まるという気がして
ならないけれど、日本の政治において、アメリカのように
個人ひとりひとりの意志がきちんと反映されていると、
国民が実感できる日はくるのだろうか。

2008年米国大統領選挙 (こちらが詳しい)


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2008年10月26日 (日)

はつゆき

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今日はついに初雪。
朝起きたらいつにも増して肌寒く、
窓から外をみたら、白いものがちらほらと降っている。
まだ10月26日なのだけど…。
ミネアポリスの寒さはこんなものじゃないよと、
言われているかのような突然の天気。
自然の宣戦布告に、まんまとやられたワタシたち…。
ガクンと寒くなると聞いてはいたけれど、
本当にガクンときた…(苦笑)。


今日は WALKER ART CENTER に行く予定にしていた。
Eero Saarinen の "Shaping the Future" 展にちなんだ
無料のガイドツアーに参加するためだ。


ミュージアムショップに用事もあったし、
どの程度寒いものかと、恐いもの見たさもあって出かけてみた。
東京の天候で言うところの1月か2月くらいの寒さだろうか。
華氏37℉だから、摂氏でいうと3℃。
外を歩いていると、寒さで耳に痛みを感じるほど。
あまりに寒かったので、夫がミュージアムショップで見つけたニット帽を買ってくれた。
かわいいニット帽が嬉しくて、外がどんなに寒くても、帰りの足運びは軽やかだった。


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昨日までは、まだまだ秋だと思っていたので、
紅葉をしばし愉しもうと思っていたけれど、
あっという間に冬に突入しそうなので、
慌てて、秋らしい風景を写真におさめた。
来年の今日にはもうミネアポリスに居ないので、
この葉っぱの色も、空の色も、空気の匂いも今日限り。
一日一日を大切に感じる、今日この頃。


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*住んでいるアパート。蔦もピンクや黄金色に。


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2008年10月23日 (木)

チキンとコリアンダーの煮込み

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先日、こちらに住む日本人が声を揃えて薦めるアジア食材が豊富なスーパーマーケット、
UNITED NOODLES に行ったら、新鮮なコリアンダーが束になって95cで売っていたので買った。
大量のコリアンダーを使った料理といえば…、とひらめいたのが、
長年一緒に仕事をしてきたフードディレクターの野村友里さんの著書、
『make your caffe』に載っている「香菜オリーブ煮込み」!
ある媒体の撮影現場で一度、間近で作っているところを見ていたら、
それはそれはおいしそうなこと。コリアンダーをブレンダーでペースト状にするのだけど、
そのキレイな緑とあの食欲をそそる独特な香りが、鮮明に記憶に残っていたのだ。


本当はオリーブ煮込みというくらいなのだから、
オリーブがあった方がおいしかったのだと思うけど、
例によってオリーブという主役を欠いての自己流料理。(著者には毎度申し訳ない…)
しかしこれがまた、私のような素人がつくってもおいしくできるのだ。
おいしい時もそうでない時も、あまり多くは語らない夫が、
めずらしくはっきりと「おいしい!」と言ってくれた。
でも、次につくったときに同じ味になるのか…いささか不安だ。


┃野村友里さんの『Make your caffe』
 発行:イデー
 価格:2,800円(税込)

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2008年10月18日 (土)

市民のための美術館

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アパートの向かい側に、MINNEAPOLIS INSTITUTE OF ARTS (以下、MIA)という美術館がある。
夫の研修先、THE CHILDREN'S THEATER と建物がつながっていて、入館料は終日無料。
1883年、この地域の市民25人が、ファインアートに触れられる機会を増やそうと、
立ち上げたのが始まりで、現在の運営は、国の芸術助成金やミネソタ州議会の予算、
市民団体からの寄附金のほか、企業からの協賛金や資産家による寄附や寄贈などで賄われ、
今も開設当時の思いが、こうして受け継がれている。
また、芸術を通して世界への見聞を広める目的があり、
世界各国の代表的な生活様式を表す建築物や部屋などを移築展示していたり、
中国の焼物や銅像、日本の浮世絵など、アジア諸国の美術品も多い。


こうした芸術を市民に広める動きは、
キリスト教のプロテスタンティズムが強く影響していて、
それまで個人所有だった美術品をより開かれたものにするために、
このような美術館が数多くつくられた時代があったのだそう。
これは私が尊敬している親友のひとりで、二児の母でありながら、
東大の大学院で“死生学”について研究している友人が教えてくれた。
彼女は、宗教、芸術、社会学などを通じて、教育、医療など、
分野を問わず“いのち”や“いきる”ことについて研究を続けている。

━━━

この日は、9月13日から来年の1月4日まで MIAが WALKER ART CENTER と共催している、
Eero Saarinen : "Shaping the Future" 展の無料ガイドツアーに参加した。
同展は、現代建築を牽引してきたモダニズムの建築家・プロダクトデザイナーのひとり
Eero Saarinen が遺した偉業の数々を展示したもので、ツアーでは彼の生涯と作品を追いながら、
その人となりや、創作に対する哲学を学ぶ。
彼はフィンランド人でありながら、13歳で渡米し、アメリカを中心に活躍した。
建築家で画家の父と、彫刻家でテキスタイルデザイナーの母という、
二足のわらじを器用にこなす芸術家一家に生まれ、
Eero 自身も、画家を目指していたほど多彩だった。
代表作には、セントルイスの“Gateway Arch”、NYのJ.F.K.国際空港“TWAターミナル”、
ローチェスターの“IBM本社”など多数、家具では“チューリップチェアー”が有名で、
「4脚の椅子も、3脚の椅子も、2脚の椅子もすでにある。
 でも、1本脚の椅子はまだ誰もつくってないでしょ?だから、つくるんだよ。」
というエピソードが残っていて、彼は常に先人たちがやったことのない表現を追求してきた。
また、チャールズ・イームズとは親友だったことも広く知られている。


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*MIA の北玄関。

ツアーの途中には、MIA の建築についても触れる。
建物は全館で3棟あって、最初の棟は1915年NYの建築事務所によってデザインされた。
三代目は2006年ミネアポリスに本社がある大型量販店チェーン TARGET のデザインを
していることでも知られる Michael Graves が手がけたそうだが、
二代目はなんと、1974年(偶然にも私が生まれた年)に日本人建築家の
丹下健三 氏によるものだった。


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*一代目(左)のフォルムを象りつつ、自然に繋がるように二代目(右)とガラスで繋いでいる。


たまたま、私たちが住むことになったミネアポリスのアパートの
向かいにある美術館が、丹下健三氏の作品だったとは知る由もなかったのだが、
その前を通るたびに、日本人としての縁を感じずにはいられない。


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*ガラスの繋ぎ目から、ダウンタウン方面に外を眺めた様子。

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2008年10月16日 (木)

豆冨キッシュ

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乳製品が得意じゃないこともあって、
キッシュというものを食べたことはあっても、
自分でつくったことはなかった。
赤いスープ の回でご紹介した、カノウユミコさんのお料理本には続編があって、
その名も『ますます菜菜ごはん』というのだけれど、
そこに載っていた「ブロッコリーと豆冨のキッシュ」が、ふと目に留まった。
冷蔵庫には、ブロッコリーもあるし、木綿豆冨もあるし、たまねぎも、にんにくも、
マッシュルームも、小麦粉もあるし、長いもだけないけど…、気にしない気にしない。
本当は卵も使わないレシピだけど、私は長いもの代わりに卵をいれた。
生クリームもチーズも使わない、なんて私好み!


野菜も下ごしらえしたし、豆冨もざるで裏ごしして、混ぜ合わせて、
あとは型に入れるだけ。おっと、あるものがすっかり抜け落ちていることに気づく…。
ワンタンの皮…?!そうだ。キッシュって普通、
パイ生地が下地になっているんだった。パイ生地の代わりか…。
うっかりしていた。こういうところで、キッシュ初心者感が出てしまうのは否めない。
そもそも、私が持っている型もタルト型じゃなくてミートローフ型だし、
味も形も違うけど、具の組み合わせはおいしそうだしつくっちゃおう!
と、がんばってつくった人生初めての、豆冨キッシュ…。
見た目はいまいちだけど、味はなかなかでした。
自画自賛。
昨日より今日、今日より明日成長すればそれでいいことにしよう。


┃カノウユミコさんの『ますます菜菜ごはん』

ますます菜菜ごはん―野菜・豆etc.素材はすべて植物性楽しさ広がるレシピ集

買ったきっかけ:
友人のすすめ

感想:
「菜菜ごはん」の続編。共に活用している。
続編だからといって難しいということはない。

おすすめポイント:
日によってつくってみようと思うものが違うもの。
和・洋・中・デザート、バランスよく網羅されている。

ますます菜菜ごはん―野菜・豆etc.素材はすべて植物性楽しさ広がるレシピ集

著者:カノウ ユミコ

ますます菜菜ごはん―野菜・豆etc.素材はすべて植物性楽しさ広がるレシピ集

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2008年10月14日 (火)

スパイス屋さん

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アップタウンにあるお気に入りのスパイス屋さん、Penzeys Spices
今年の6月、アパート探しのためにミネアポリスへ来た際に、
このお店の前を通った時から、ずっと気になっていた。
その時も閉まっていて、その次に行った時も閉まっていて、
4か月越しの念願かなって、ようやく今日開いていた。


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スパイスはもちろん、塩や胡椒などの基本調味料から、
ハーブまで、A to Z で取り揃えられている。
ギフトコーナーも充実していて包装もかわいいから、
日本にこのお店があったら、お中元やお歳暮にはぴったりだ。
しかも、従業員は細いおじいちゃんと太っちょのおじさん。
これまた、シブい。すっかり気に入った。
ある程度、欲しいスパイスは絞っていったものの、
あまりの豊富な品揃えに、目うつりしすぎて…気がつけば1時間も経っていた。


せっかくだから、買ったばかりのスパイスを使って、
なすとひき肉のカレーをつくってみた。
フレッシュトマトとセロリを隠し味にいれたら、これがおいしかった。
付け合わせは、ほうれん草のサラダでさっぱりと。
お料理上手な人のお家には必ずスパイスがたくさん並んでいて、
お料理上手になれるかどうかの決め手は、
スパイスやハーブ使いの巧さなのではと、私は思う。
しばらくスパイスワークに、はまりそうだ。


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関係ないけど、スパイス屋さんの近くにあるキッチンウェア屋さんにあった、
壁を埋め尽くすほどのクッキー型。上の方のなんて到底手が届かない。
マフィン型やケーキ型もたくさんあった。


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2008年10月13日 (月)

赤いスープ

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ミネアポリスにきて、東京で仕事をしていた頃よりも料理をする時間が増えたので、
夫にブレンダーを買ってもらったら、バリエーションが広がった。
でも、こっちのブレンダー、耳をつんざくようなものすごい音がする。
近所迷惑なんじゃないかとドキドキして、夕方以降はこわくて使えない。

そんなわけで、ビクビクしながらつくったのがコレ。
赤ピーマンとトマトをベースにしてつくったスープ。
このレシピは、カノウユミコさんの『菜菜ごはん』という本にある、
「赤ピーマンといんげん豆のスープ」を応用してつくってみた。
アメリカでは、日本で手に入るような柔らかい薄切り肉がなく、
固くて赤身のお肉が多いし、お魚も日本のものよりおいしくないから、
自然に肉や魚を使う機会が減り、野菜中心のメニューになった。
この本にあるレシピは、動物性のものを使わないけどボリュームもあるし、
満足度も高い。献立に困る時には助けてもらうことが多い。


┃カノウユミコさんの『菜菜ごはん』

菜菜ごはん―野菜・豆etc.すべて植物性素材でつくるかんたん満足レシピ集

買ったきっかけ:
友人のすすめ

感想:
マクロビオティック派でも、そうでなくても、
動物性のものを使っていないと気づかないほど、
自然なレシピ。野菜不足の人にもおすすめ。

おすすめポイント:
毎日のごはんの献立に困ったときに一冊あると重宝する。
紹介されている豆腐クリームが、新しい味でおいしい。

菜菜ごはん―野菜・豆etc.すべて植物性素材でつくるかんたん満足レシピ集

著者:カノウ ユミコ

菜菜ごはん―野菜・豆etc.すべて植物性素材でつくるかんたん満足レシピ集

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2008年10月12日 (日)

ビール党

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“TWIN CITIES”(ミネアポリスとセントポール)では、
毎年9月から10月までのひと月あまり、世界的に有名なドイツのビール祭り、
Oktoberfest(オクトーバーフェスト)にちなんで、
さまざまなお店で限定もののビールが楽しめる。
主に週末に、何かイベントをやったりするそうなのだが、
今日11日がその最終日と聞きつけ、夫の仕事が終わるや否や、
バスで20分ほどの University Avenue まで出かけた。


知らないエリアだし、住宅街を抜けて行くので街灯も少なく、
途中、この方向で合っているのかちょっと不安になったけど、
ずんずん歩いていくと、遠くからネアカな音が聴こえてきた。
すると、ビールをたらふく飲んで陽気になった人たちが、
ちらほらと出てきたので、ほっとした。


Gusthof zur Gemutlichkeit はドイツ料理屋さんで、
普段からドイツ料理を出しているお店らしい。
特に Oktoberfest の期間中は、店の裏手に大きなテントを張って、
荷台自体が生ビールの大きな樽になっているトラックが、
数台横付けされていて、そこに1,000人くらいのお客さんを動員していた。


誰もがノリノリなその空間に身を置くことに戸惑いながらも、
まずは、ビールと食べ物を手に入れようと、キャッシャーに並ぶ。
TOKEN(トークン)と呼ばれる、専用コインを1枚$5で購入して、
会場内ではそのトークンで買い物をする。
例えば、ビールはどれも1トークン。ビアマグも1トークン。
一度マグを購入すれば、2杯目からは使い回し。
マイマグを持ってきた人はもちろん、マグを買う必要はなし。


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*Gasthof で購入した Oktoberfest オリジナルの500mlマグ。


飲んで、食べて、歌って、踊って。
最後までノリ切れなかった私たちだったけど、
これはこれで、結構愉しい経験だった。


セントポールには SUMMIT BREWING という、
ビール醸造所があって、この辺りの地ビールの代表格。
ブラウンエールや黒ビールなど種類も豊富で、ビール好きな私たちは大喜び。
タップビールと呼ばれる、日本で言うところの生ビールの種類が豊富で、
ワイン党よりも、ビール党の方が多いように見受けられる。
ミネソタの厳しい冬を乗り越えて、暖かい春に飲むビールの味はきっと格別で、
いまより2杯は多く飲んじゃうかもなぁ。

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2008年10月 9日 (木)

白なすと紫じゃがいも

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白いなすも初めてみた。
味は紫のなすと変わらなかった。浅漬けとかにしたら涼しげでおいしそう。


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紫のじゃがいもはよくチップスなどにもなっているから、
存在は知っていたけど、初めて料理で使った。
紫芋とは違って甘くなく、味はじゃがいもと同じ。
いや、少しだけ、甘みがあるかなぁ。


せっかくだから、鮮やかな紫色を生かして、
お酢をきかせたアボカドと紫じゃがいものポテトサラダをつくった。
これは、私の友人で、京都の老舗のお酢屋さん飯尾醸造の娘さんと
お母様が出版している、お酢をつかったレシピ本『京都のお酢屋のお酢レシピ』にあった
「アボカドが主役のポテトサラダ」を応用してつくってみた。
いわゆるマヨネーズは使わず、普通のじゃがいもに、
飯尾醸造さんのキレイなピンク色をした紅芋酢で酸味を加えるのがいい。
アボカドの色が黒くなる前に、食べる直前に和えてひと息に食べるのが◎。

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ちなみに、このお酢屋さんは京都の宮津に115年続く老舗のお酢屋さんで、
素材と製法にこだわって、大切に大切につくられている。
そのこだわりぶりは見事で、素材となる無農薬米を蔵人や契約農家でつくったものを使用。
製造過程も、大手メーカーがアルコールを添加して発酵させているのに比べ、
創業以来、原材料費も手間ひまもかかる自然発酵にこだわってつくりあげる。
一度この味を知ってからは、我が家には欠かせない逸品に。
贈り物にも喜ばれるシンプルでかわいいボトルなので、よかったら、一度お試しください。

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2008年10月 6日 (月)

お気に入りのスーパーマーケット

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私がミネアポリスを好きになった理由のひとつに、
このスーパーマーケットの存在は欠かせない。
The Wedge Co-op と言って、
契約農家によるオーガニック、ローカル、フェアトレードのものを中心に、
生鮮食品から、肉・魚、保存食品に至るまで、
すべて、所在がはっきり証明できるものばかりを扱う。
そのほか、オリーブオイル、メイプルシロップ、シリアル、お米、
ドライフルーツ、ジャム、スパイス、豆類、パスタ、珈琲豆まで、
すべて量り売りで購入でき、デリ屋さんも完備。


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会員になるには、年間$80か、3か月毎に$20のコースが選べて、
お買い物ごとに割引が受けられるほか、会員価格で買える食材が入れ替わりで設定されるから、
会員になった方が、かなりお得。また、自分のエコバックを持っていくと、
10セントディスカウントか植林に寄付か選べるという仕組みで、
日本ではエコバックを持っていないと10円で買うというケースはあるけれど、
エコバックを持っていくと地球のためになったり得をするという仕組みの方が、
ちょっと嬉しい気持ちになる。
その他、食器洗剤、洗濯洗剤、シャンプー、スキンケア商品なども量り売りで買えるし、
日本ではセレクトショップなどでしか手に入らない WELEDA などの商品を始め、
アロマオイルや、フラワーエッセンス、ホメオパシーなども、
日用品として、スーパーで気軽に買えるようになっている。


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*オリーブオイル、ヴィネガー、はちみつ、メイプルシロップなど。容器もサイズも選べる。

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*同じく量り売りで買えるピーナッツバターやジャム。

日本では、ストイックにマクロビオティックを実践している飲食店や、
やはり2〜3割高くなってしまうオーガニック食材屋さん、
また、ニールズヤードが運営している Brown Rice Cafe のような
おしゃれカフェ&食材屋さんのように、大方の一般市民が利用する
大型スーパーマーケットとは少し離れたところに二極化してしまうところがあって、
どうしても主流にはならないし、大きくは、消費者も安さを優先せざるを得ないのが現実。
これらも、今日本が抱える深刻な自給率不足にも繋がる大きな要因のひとつだと思う。


アメリカでは、もちろんファーストフードのような食べ物も多いけど、
意識の高い人も同じように多いので、全米で考えればパイが違う。
よって、日本では難しい価格帯のところで、多少なりとも融通でき、
野菜なども日本の半分以下の値段で、オーガニックのものが手に入るというわけ。
もちろん、そうでない食材はもっと安いということになるわけだけど、
日本より手軽に、身体にいいものが買えるなら、
毎日家で食事をつくる私には、とても安心だしとても有り難いというもの。
日本にもこういうスーパーがあったらいいのに、と切に願う。

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2008年10月 2日 (木)

映画とランチ

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お友達に誘ってもらって、初めての映画鑑賞。
ミネアポリスの南に向かって、車で20分ほどの EDINA というエリアにある、
Southdale Center の Galleria に連れて行ってもらった。
平日の16時までに観る映画は、なんと新作が$5!
日本では考えられない。だいたい日本は映画料金が高すぎるし、
高くすることが映画文化を活性化するとは思えないのだが。


映画を観る前に、ナチュラルフードレストラン Good Earth でランチ。
私は、スープとメインとデザートがついて$11というお得なランチセットにした。
メインは、マグロのセサミグリル ジンジャーソースがけ。
日本の味がして、ちょっと懐かしかった。


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*付け合わせで出てくる全粒粉のチャパティがすごくおいしい。


少し遠出をして、映画なんかも観たりして、
おいしいランチとお友達とのおしゃべりにも花が咲き、
仕事をしている夫には、ちょっと申し訳なかったけど、
とてもいい気分転換になった。
おみやげに、ケーキを買って帰った。


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