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2009年2月10日 (火)

インクのついた指

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私がボランティアをしている美術館 WALKER ART CENTER で、
毎月第一土曜日に入館料が無料になる FREE FIRST SATURDAY の、とあるワークショップ。
今回私が担当したのは「Inky Fingers(インクのついた指)」という、
何とも愛らしい名前のついた木版画ワークショップのアシスタント。


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*インクで汚れないためのエプロンも、積み重なるとひとつのアートピースみたい。


猫や木、魚、葡萄、象、靴などが彫られた木版に、
インクを混ぜ合わせて作った自分だけの色を塗って、紙に刷り上げる。
馬楝(ばれん)を使って手刷りの風合いを愉しむのもいいし、
手動の輪転機で刷り上がるのを心待ちにするのもいい。


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子供たちが選んだモチーフに何色をのせるか、
また、希望の色をつくるには、何色と何色のインクを混ぜればいいのか、
家族みんなで思案する。そんなプロセスもまた FREE FIRST SATURDAY で見られる、
幸せな光景のひとつだ。


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「次に象の版画があいたら教えて。私、象が刷りたいの。」
「僕が刷った木はすごく大きいから、DOUBLE TREE HOTEL(※1)っていう名前にしたんだ。」
※1:ミネアポリスにあるホテルの名前。
など、子供たちの発想はとても自由かつ具体的。
大人の私のほうが、あっけにとられてしまう。


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出来上がった作品は、壁に貼って乾かす。
乾くまで、違うアクティビティを訪ねたり、カフェで腹ごしらえをしたりと、
過ごし方はそれぞれ。土曜日に家族揃ってこんな愉しいワークショップに参加できたら、
子供にとってはとてもいい思い出になるはず。


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そして、使い終わった木版をすばやく布で吹き上げてテーブルに並べたり、
空いたスペースのインクを拭き取って、次の家族を迎え入れたり…。
大盛況だったこの日は、来場者がひっきりなしにやってきて、
スタッフは休む暇なく働いた。
そして、気づけば私たちスタッフの指もインクだらけだった。


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コメント

今の凪が参加したら、間違いなく黄色を選ぶな。
今でも、ヤマト糊(懐かしい)を少し指にとり、
紙にきれいに塗ることが出来るので、
きっと、このアートワークも楽しんでやるだろうな。
と考えつつ、消しゴムででも彫ってあげて
やらせてみたくなってきた。ははは

投稿: miki | 2009年3月 2日 (月) 18時50分

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